猫がとにかく好き、縁があって一緒に暮らすようになったり、ブリーダーさんやペットショップでの出会い、色々な理由で猫を家族として迎い入れたけれど、本当に猫のお世話はこれでいいの?と、思ってる方もいるのではないでしょうか。
時代や環境の変化で、ペットは完全室内飼いのご家庭が増え、近年の猫ブームで血統書付きの猫を飼う方も増えました。
お手入れが楽と聞いていたけど、爪切りやブラッシングを嫌がる。猫はとても賢く、怖い思いをしたり痛い思いをしたことを覚えています。なので、幼い頃のケアの仕方がとても大切です。
外で狩りをしている猫ちゃんには大切な爪ですが、室内で暮らす猫ちゃんは爪を切ってあげないと爪を引っ掛けて猫も人も思わぬケガをしたり、伸びた爪が肉球に刺さることがあります。
グルーミングをしないと、抜け毛を飲み込み嘔吐したり、毛球症や腸閉塞になることもあります。そしてセルフグルーミングは、猫が気持ちを落ち着かせたい時やストレス、皮膚に痒みや痛みがある場合に行うなどの原因は多岐に渡ります、とくに長毛種の場合は毛玉やもつれによる痛みで触られることが嫌になってしまいます。私も美容室で毛を引っ張られたり痛かったら逃げたくなっちゃいます。毛玉になる前に優しくお手入れすることが大切です。
シャンプーをしないと、いっけん分からなくてもホコリや猫砂でひどく汚れていたり、長毛種では毛玉になりやすくなります。猫が体臭がないのは、単独で存在を消し獲物に近づき奇襲するためといわれています。シャンプーをしてみると汚れている場合が多く、人もフケによる猫アレルギーの発症の原因になることがあります。
耳や顎の汚れによる痒み、皮脂が多くスタッドテイルになりやすい猫ちゃんは特に、シャンプーに慣れていると鎮静や麻酔で処置することなくお手入れ出来るようになります。
短毛の日本猫ちゃんはもつれたりすることがないので必ず必要ではないですが、お手入れを続けることで、ケガや病気になったとき、人の手が優しいものと認識していたら、ストレスやパニックにならずにすむかも知れません。
そして、日本では外と家の中を行き来する猫ちゃんもいます、その場合はシャンプーはオススメしません。雨などで体が濡れてしまうと皮脂で水を弾くことができず皮膚まで濡れてしまうと冷えて体力を奪ってしまい、抵抗力を弱くしてしまいかねません。
優しく丁寧に、猫ちゃんに合ったシャンプーやグルーミングのご提案をさせていただきます。
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